帰路

最近家に帰る時間が遅いです。

駅から家に帰るまで自転車で5分弱かかるんですが、

一人ともすれ違わない時すらあります。

昨日も2人だけでした。



で、今日も段がある度に籠がパカパカ鳴る煩い自転車で

夜遅く帰路についてたんですが、

突如後ろのほうから、

「おいおいおい〜!まてや!」

図太い叫び声が・・・。

一瞬にして心が凍りつきました。

周囲は暗く誰も居ません。

ここで止まったら絶対殺られる・・・。

辺りはパカパカ籠が鳴る音しか聞こえません。



自転車のターボを使おうかと(猛ダッシュしようかと)迷っていると、
後ろのほうから続けて・・・、

「お前、そんなんOKしたんかぁ?あぁん?」



・・・や。

俺は何もOKしてないし、

止まってもいません。

さらに混乱していると、

「まぁ、切るわ〜。じゃぁな。」



・・・。

なんだ、携帯で話してたのか。

携帯が広がり世の中便利になったけど、

何事にも便利さの裏には必ず影がある、

と誰かが言ってました。

なるほど。こういうことだったんですね。

今日は、携帯の発達のせいで

心臓に無意味な負担をかけさせてしまいました。