駄文

つづき



で、

クラス替えがあったわけなんですが

見事に違うクラスになってしまいます。

ピュアだったので

違うクラスに行ってまで交流をする

なんてことはほぼ無く、

しだいに疎遠になってしまいました。



そんな中、

アサミちゃんが引っ越すという話を聞いてしまいます。

しかしどこに引っ越すのか分かりません。

直に会って話そう、

とは思いましたが

結局何も出来ずじまいでした。



そのままアサミちゃんは引っ越してしまい

月日は流れ小学校6年生。



あるとき、

昔好きだった人だれ?

みたいな話題が給食時に盛り上がり

同じ班の女子が

「シォってアサミちゃんが好きだったんでしょ?」

と突然話をふっかけてきました。

とっさに、まだピュアだった俺は

「い、いや・・違うって!」

と素直になれずに答えます。

他の班員もいますし。



ところが

続けてその女子が

「アサミちゃんどこに行ったか知ってる?

 教えてあげよっかぁ?笑」



なんて言ってきます。

千載一遇の絶好のチャンス!

しかし素直になれません。

「いや、別にどこでもいいよ!」

と答えてしまいます。

ああ、

なんて勿体の無い事を・・・。

どこに今住んでるかだけでも分かりたかったです。





そんなこんなで

中高一貫の学校に入り

そういった話とは疎遠も疎遠な世界に囚われ

初恋の事など忘れかけてしまい、

高校2年になるまで過ごしてきました。



ところが

先日・・・。

とある事件が起きます。



つづくよ